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石屋さん一家の石屋ブログ

「お祓い」(おはらい)はなんのため?謝礼はなんと書いて渡す?

2022年5月21日10:11 AM カテゴリー:お墓のミニ知識
厄年には厄祓いをしたり、車を買ったら車祓いをしたり…。 「お祓い」は一般的には、災厄を避けて安泰に過ごすため神前で 祈祷・祈願することを指しますが、もともとは「祓(はらえ)」といって、 罪や穢れ(けがれ)・災厄を除くための神事のこと、 つまり、穢れを取り除き清めることそのものを言います。 ちなみに、お祓いに使われる道具は「大幣(おおぬさ)」といい、 「ぬさ」は神

世界遺産のお墓!「百舌長・古市古墳群」

2022年4月9日10:27 AM カテゴリー:お墓のミニ知識
古墳時代の最盛期、4世紀後半から6世紀前半にかけて200基を越える古墳が作られた、 堺市の百舌長、羽曳野市・藤井寺市の古市からなる百舌長・古市古墳群は、 2019年にユネスコ世界遺産に登録されました。 世界でも独特な鍵穴型の前方後円墳をはじめ、帆立貝形墳、円墳、方墳などたくさんの古墳が現存しています。 中でも、百舌長エリアの中央部に位置する仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)は三重の

お彼岸とは? なぜ、お彼岸にお墓参りをするの?

2022年3月13日6:07 PM カテゴリー:お墓のミニ知識
「暑さ寒さも彼岸まで」。 これは、夏の暑さは秋のお彼岸の頃に、冬の寒さも 春のお彼岸の頃にやわらいで凌ぎやすくなる、という意味の言葉です。 お彼岸の中日は春分の日・秋分の日にあたり、昼と夜の長さが同じ。 この日は太陽が真東から昇り真西に沈む日です。 仏教では、阿弥陀様がいるとされる極楽浄土は西方にあるとも言われており、 この極楽浄土の世界を「彼岸」、 私た

知っていますか?「生前葬」

2022年2月27日8:28 AM カテゴリー:お墓のミニ知識
存命している人が自分自身の葬儀を行う「生前葬」。 テレビドラマで描かれたり、有名人が行ったことが話題にはなるものの、世間では、あまり一般的とまでは言えません。 生前葬は、時間をかけて自分らしい葬儀にできたり、お世話になった方々や親しい人に直接お礼をしたり、 感謝の意を伝えたりすることができるというメリットもあり、少しずつ広がりを見せてはいますが、まだまだ認知度が低いようです。

「お正月」って そもそも何なの?

2022年1月15日1:40 PM カテゴリー:お墓のミニ知識
1年のはじまり、気持ちも新たになるお正月。 一般には、「新年明けましておめでとうございます」というとおり、 新年を祝う行事ですね。本来の正月は、家に「歳神様」をお迎えして祝う行事のことをいいます。 歳神様とは祖霊神(先祖の霊魂)であり、子孫繁栄や五穀豊穣に関わる神様で、地域によって呼び方も様々です。 この神様が年の初めに家々にやってきて、その年の作物が豊かに実り、家を守って

「御朱印」(ごしゅいん)とは?

2021年12月11日3:06 PM カテゴリー:お墓のミニ知識
近年、お寺や神社にお参りして「御朱印」をいただくという人が増えています。 御朱印の起源については諸説あるものの、もともとは写経を奉納した証しとして お寺からいただいたものをいい、現在では初穂料や納経料を納めることで、 参拝した証しとして多くの神社やお寺でいただくことができます。 御朱印は、御朱印帳に印章・印影を押印する形が多く、 押印の他には参拝した日付や寺社名、御祭

「友引」に葬儀や法要を避けるのはなぜ?

2021年11月14日3:06 PM カテゴリー:お墓のミニ知識
「結婚式や新装開店は大安」という考え方は、現在でも根強く残っています。 もともとこの習慣は、古代中国で生まれた6種の曜で構成される「六曜」からきています。 「六曜」は、暦に記載される日時・方位の吉凶や運勢などの注記である暦注のひとつです。 「友引」の日に葬儀等を避けるようになったのは、平安時代に全盛を極めた陰陽道で「凶禍が友人に及ぶとする方角」 を「友引方」といい、それが六

総本山とは? 「本末制度」

2021年10月23日9:26 AM カテゴリー:お墓のミニ知識
日本に存在する仏教の宗派は、「十三宗五十六派」といわれます。 天台宗・真言宗・浄土宗などの宗旨が13宗あり、さらにその分派が合わせて 56派あるという意味です。 宗旨によって呼び名は異なるものの、寺院には、総本山・本寺・中本寺・直末寺・孫末寺 など階層があって、この仕組みを「本末制度」といい、この中で最も上位にあって、 宗派に属する寺院を統括している代表を「総本山」と

お線香を焚くさまざまな理由

2021年9月12日3:17 PM カテゴリー:お墓のミニ知識
お線香は、お墓やお仏壇など仏式のご供養に欠かせないものです。 お線香を焚く理由のひとつとして「その場を清め、心を落ち着かせる」 という意味合いが知られています。 また経典でも、故人は四十九日(中陰)まで線香の香りを食べると言われ 「仏様が召し上がる供物」であると言われます。 また「立ち上る煙であの世とこの世をつなぎ、故人と対話する」、 「香煙が仏様をあの世まで導




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