2020年6月12日4:09 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
法事に出席する際に、お供え物は用意した方がよいかどうかで悩まれる方も多いかと思います。
お供え物の定番には、お菓子・果物・線香・ろうそくなどがありますが、
最近は、「御供物料」「ご仏前」として現金を包むケースも増えています。
もちろん地域の慣習によっても異なりますが、
「引き物(みやげ)代」と「お斎(食事)代」でかかる費用に、
見合う金額をお包みすることが多いようです
2020年5月16日2:41 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
卒塔婆とは、納骨や年忌法要等の際に、故人を供養するために用いるもので、
お墓の後ろや横に建てる縦長い板のことです。
略して塔婆(とうば)と呼ばれることもあります。
お寺に申し出ると、宗派によって違いありますが、
戒名や命日、経文や施主名・供養年月日などを書いて作成してくれます。
いつまでに申し込めばよいかはお寺によって異なりますので、
事前に確認しておくことが大
2020年4月12日9:54 AM カテゴリー:
お墓のミニ知識
日本のお墓と西洋のお墓を比べると、最も大きな違いは埋葬様式です。
日本では火葬された遺骨を埋葬しますが、
西洋では、現在でも土葬するケースが多くあります。
これは宗教的な考えによるところが大きいです。
またひと昔前は、日本のお墓は伝統的なデザイン(和型墓石)でできており、
整然と墓石が並ぶイメージが主流でした。
しかし近年では、あまり高さがなく明るいイメージの
2020年3月13日8:45 AM カテゴリー:
お墓のミニ知識
夫婦がともに一人っ子の場合、どちらかのお墓を継ぐと、
もう一方の家墓は継ぐ人がいなくなってしまうことがあります。
そこで、そうならないために、
両家のお墓を一つにしたお墓(両家墓など)を建てる人が増えています。
両家墓には、同じ墓地に両家のお墓を2つ並べる方法と、
1つの墓石に両家が入り、夫と妻の両家を同時に守っていく方法があります。
両家ともに先祖のお墓がない
2020年2月15日4:50 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
お寺の名前に、「寺」と「院」の二通りがあるのはなぜでしょう。
多くのお寺の名前には、山号、院号、寺号の3つがありました。
正式名称は「○○山○○院○○寺」と言います(寺号や院号を持たないお寺も多数存在します)。
例えば、浅草寺の正式名は「金龍山・伝法院・浅草寺」であり、
鎌倉の大仏で有名な高徳院は「大異山・高徳院・清浄泉寺」です。
しかし、これでは名前が長すぎるため、
2020年1月19日1:19 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
七福神とは、恵比須天、大黒天、毘沙門天、弁財天、寿老人、福禄寿、布袋尊の
七つの神様のことを言います。
七福神を拝むと、七つの災難が除かれ、七つの幸福を授かるとされています。
この七人の中で、日本由来(神道)の神様は、恵比須天だけであることをご存知ですか?
大黒天、毘沙門天、弁財天は、インド(ヒンドゥー教)、寿老人と福禄寿は中国(道教)の
神様で、布袋尊は中国に実在し
2019年12月8日1:53 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
例えば浄土真宗のお坊さんは必ず髪を剃らなければならないという決まりはありません。
浄土真宗では、得度(僧侶入門の儀式)の時のみ髪を剃り(カミソリを当て)ます。
一方、禅宗や真言宗のお坊さんは、一般的に髪を剃り落とします。
仏教では、髪の毛は煩悩の象徴と言われており、髪を剃り落とすことは、煩悩を捨てることを表します。
禅宗などのお坊さんは、髪の毛(煩悩)を剃り落とすことで、仏
2019年11月10日5:08 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
家族葬と密葬は、どちらも近親者だけで行う葬儀ですが、
以前は異なった葬儀の形式として捉えられていました。
家族葬は、近親者だけで行う小さな葬儀のことであり、内容は
一般的な葬儀とほぼ同じです。
厳密な定義があるわけではなく、家族だけで営まれるものから、
親戚や親しい友人まで参列するものなど様々です。一方、
密葬は、葬儀を執り行うことを一般の人には秘密にし、
2019年10月27日8:32 AM カテゴリー:
お墓のミニ知識
お葬式に参列した後に、身体を清めるために塩をまくことがあります。
「清め塩」と呼ばれますが、もともとは神道に由来した習慣です。
神道では死を「穢れ」と捉え、忌み嫌うものとされているため、
死と接した葬儀の帰りには、塩を撒いてお祓いします。
一方、浄土真宗等では、死を穢れたものとは考えていませんので、
清めの塩は迷信であるとしています。
しかし日本は古来より、神様
2019年9月22日1:27 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として、前後3日間を合わせた7日間を言います。
ご先祖様を供養する期間ですので、彼岸の入り(秋分の日の3日前)までには
お仏壇を掃除し、お彼岸中には、花や供物を絶やさないようにしたいものです。
お供物は、おはぎ、彼岸団子などがありますが、
故人の好物や果物などをお供えする地域もあります。
そして、家族そろってお墓参りに行きましょう。