2020年9月19日11:04 AM カテゴリー:
お墓のミニ知識
お彼岸には、ご家族や嫁ぎ先のお墓参りをする方も多いかと思いますが、
この期間に、結婚式や結納、七五三といったお祝い事をしてはいけないのでしょうか?
仏教上の教えでは、お彼岸とはご先祖様を供養するためのもので、
「喪中」のように身を慎まなくてはいけない期間ではありませんので、
お祝い事をしても差し支えはないのです。
ただし、お墓参りをしたり、お寺の行事に参加するなど、
日頃家族を見守って
2020年8月8日4:58 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
近年、「離婚した場合、実家のお墓に入れるの?」と悩まれる女性が増えているそうです。
また、離婚しても夫の姓を名乗り続ける方もいらっしゃいます。
そのような場合も含め、実家のお墓に入れるのでしょうか?
結論は、姓が異なっていても、実家のお墓に入れる可能性はあります。
ただし、「お墓の継承者(名義人)が同意すること」と
「お墓のある寺院や墓地の管理者の承諾があること」の2
2020年7月19日1:32 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
仏式のお墓には、生前の名前とは別に戒名等を刻みます。
戒名とは、仏の弟子になった証しとして与えられる仏名のことです。
本来は、五戒・十戒と呼ばれる仏教の厳しい戒律を守った人にのみ授けられる、
出家した人のための名前でした。
しかし現在は、仏式の葬儀を行う人であれば、戒名をつけてもらうことができます。
ただし、浄土真宗や日蓮宗では、「修業を積まなくても、念仏や題目を称え
2020年6月12日4:09 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
法事に出席する際に、お供え物は用意した方がよいかどうかで悩まれる方も多いかと思います。
お供え物の定番には、お菓子・果物・線香・ろうそくなどがありますが、
最近は、「御供物料」「ご仏前」として現金を包むケースも増えています。
もちろん地域の慣習によっても異なりますが、
「引き物(みやげ)代」と「お斎(食事)代」でかかる費用に、
見合う金額をお包みすることが多いようです
2020年5月16日2:41 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
卒塔婆とは、納骨や年忌法要等の際に、故人を供養するために用いるもので、
お墓の後ろや横に建てる縦長い板のことです。
略して塔婆(とうば)と呼ばれることもあります。
お寺に申し出ると、宗派によって違いありますが、
戒名や命日、経文や施主名・供養年月日などを書いて作成してくれます。
いつまでに申し込めばよいかはお寺によって異なりますので、
事前に確認しておくことが大
2020年4月12日9:54 AM カテゴリー:
お墓のミニ知識
日本のお墓と西洋のお墓を比べると、最も大きな違いは埋葬様式です。
日本では火葬された遺骨を埋葬しますが、
西洋では、現在でも土葬するケースが多くあります。
これは宗教的な考えによるところが大きいです。
またひと昔前は、日本のお墓は伝統的なデザイン(和型墓石)でできており、
整然と墓石が並ぶイメージが主流でした。
しかし近年では、あまり高さがなく明るいイメージの
2020年3月13日8:45 AM カテゴリー:
お墓のミニ知識
夫婦がともに一人っ子の場合、どちらかのお墓を継ぐと、
もう一方の家墓は継ぐ人がいなくなってしまうことがあります。
そこで、そうならないために、
両家のお墓を一つにしたお墓(両家墓など)を建てる人が増えています。
両家墓には、同じ墓地に両家のお墓を2つ並べる方法と、
1つの墓石に両家が入り、夫と妻の両家を同時に守っていく方法があります。
両家ともに先祖のお墓がない
2020年2月15日4:50 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
お寺の名前に、「寺」と「院」の二通りがあるのはなぜでしょう。
多くのお寺の名前には、山号、院号、寺号の3つがありました。
正式名称は「○○山○○院○○寺」と言います(寺号や院号を持たないお寺も多数存在します)。
例えば、浅草寺の正式名は「金龍山・伝法院・浅草寺」であり、
鎌倉の大仏で有名な高徳院は「大異山・高徳院・清浄泉寺」です。
しかし、これでは名前が長すぎるため、
2020年1月19日1:19 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
七福神とは、恵比須天、大黒天、毘沙門天、弁財天、寿老人、福禄寿、布袋尊の
七つの神様のことを言います。
七福神を拝むと、七つの災難が除かれ、七つの幸福を授かるとされています。
この七人の中で、日本由来(神道)の神様は、恵比須天だけであることをご存知ですか?
大黒天、毘沙門天、弁財天は、インド(ヒンドゥー教)、寿老人と福禄寿は中国(道教)の
神様で、布袋尊は中国に実在し
2019年12月8日1:53 PM カテゴリー:
お墓のミニ知識
例えば浄土真宗のお坊さんは必ず髪を剃らなければならないという決まりはありません。
浄土真宗では、得度(僧侶入門の儀式)の時のみ髪を剃り(カミソリを当て)ます。
一方、禅宗や真言宗のお坊さんは、一般的に髪を剃り落とします。
仏教では、髪の毛は煩悩の象徴と言われており、髪を剃り落とすことは、煩悩を捨てることを表します。
禅宗などのお坊さんは、髪の毛(煩悩)を剃り落とすことで、仏