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日野町 全骨収骨に対応した規格洋墓-実例-

日野町 全骨収骨に対応した規格洋墓の設立の流れ

規格洋墓という言葉があるのかわかりませんが、

洋墓が出始めたころの形(オルガン型)には、

おおよその規格寸法があるように感じています。

今回のお客様は、こんな感じのお墓が良い!という想いを強く持っておられ、

御見積石種の選定やお墓の形、大きさ等スムーズに進んでいきました。

おそらく事前に、いろんなお墓を見たり、家族と話したり、

故人のことを想ったりして具体的にこんなお墓にしたい!という

形が出来上がってきたのだと思います。

それが当店でいう規格洋墓でした。

 

 

規格だからと気を抜いてはいけない!お墓はお客様に合わせてつくる必要があります。

規格のお墓だからと気を抜いてはいけません。

お墓の形は規格といえど、お墓はお客様のご事情に合わせて作る必要があります。

売上優先の業者さんも中には存在し、規格だからとお客様とコミュニケーションをとらなかったり、

業者に知識がなかったりなどが理由で、後々お客様が困ることに繋がります。

規格の洋墓は、当地域(滋賀県東近江市)のお墓に比べると小さなサイズとなります。

サイズが小さくなると、おのずと納骨室への入り口も小さくなります。

御骨についてですが、当地域を含め西日本では部分収骨が一般的です。

通常では、規格洋墓をそのまま作っても大丈夫なんです。

しかし、今回のお客様は、東北出身。お客様がお持ちの御骨は全骨でした。

このような情報もお客様とのコミュニケーションによって引き出すことができます。

しっかりした知識があるから瞬時に御骨の事情を聞き出すことができます。

知識のあるお客様なら事前に業者に伝えてくれることもありますが、

お墓の知識を持っている一般の方は少ないですし、東日本出身の方ですと、

全骨が当たり前。日本全国全骨なんだと思っている方もおられると思います。

だから、お墓の知識(お墓ディレクター有資格者)が必要なんです。

実際に、売り上げ重視で深い知識のない業者さんが本当にいます。

お墓を建ててから、御骨が納まらなくてトラブルになっている話もよく聞きます。

コロナ禍になりコミュニケーションがとりにくい世の中ですが、

人間にとってやはりコミュニケーションは大切なもの。

リモートやチャット等いろんな手法が出てきています。

これらを使いつつも、感染予防をしっかりして

顔を合わせるということも大事にしていかなければなりません。

 

 

このお墓の工夫したポイント!

・区画内に雨水等がたまらないように、地下浸透によって排水できるように設計しています。

・全骨用の骨壺が納まるように設計しています。

・納骨室の開閉を行う蓋石は、安全に持つことができるように手がかりを付けています。

 

 

完成





この完成写真からは全骨対応なのかわからないですが、しっかりと全骨対応仕様にしています。

※プライベートな空間ですので、公開はしません。

 

 

今回はこだわりやポイントについてではなく、コミュニケーションの大切さを書きました。

当たり前のことかもしれませんが、できていない業者さんも本当に存在します。

当店ももっと良いコミュニケーションの取り方があるはずだと日々模索しています。

コミュニケーションにこれで良し!という線引きはないと思います。

お話上手な当店ではありませんが、お客様とのコミュニケーションを

さらに大切にしてお仕事を続けていこうと思います。

 

 

工事内容

工事の内容は、下記をご覧ください。

当店では、先代から引き継いだ伝統的な工法や、

業界団体での研修で知りえた工法等を組み合わせて丈夫なお墓づくりをしています。

また、当店独自の定期点検によって知りえた情報をもとに、少しずつ進化しています。

滋賀県の石材施工技能士資格を有している石材店のメリットとは。

滋賀県東近江市の石材店「ストーンメーソン真」の、丈夫なお墓づくり。その1

滋賀県東近江市の石材店「ストーンメーソン真」の、丈夫なお墓づくり。その2

滋賀県東近江市の石材店「ストーンメーソン真」の、丈夫なお墓づくり。その3

 





ストーンメーソン真
滋賀県東近江市垣見町734
TEL:0748-34-3090