墓石施工前

昭和４０年代に建立されたお墓ですので、全体的に黒ズミの汚れが付着しています。

お客様のお困りポイント

・花立石が割れている。
・玉砂利が汚いので見栄えが悪い。
・お墓が傾いている。
・お墓が全体的に汚れている。
このような理由でお墓のリフォームをご依頼されました。
「大切な故人の納骨ですので、良い状態で納骨してあげたい。」という気持ちが伝わってきました。
お客様になり替わって丁寧に作業をさせていただきます。

工事内容

工事の内容は、下記をご覧ください。
当店では、先代から引き継いだ伝統的な工法や、業界団体での研修で知りえた工法等を組み合わせて丈夫なお墓づくりをしています。
また、当店独自の定期点検によって知りえた情報をもとに、少しずつ進化しています。
滋賀県の石材施工技能士資格を有している石材店のメリットとは。
滋賀県東近江市の石材店「ストーンメーソン真」の、丈夫なお墓づくり。その１
滋賀県東近江市の石材店「ストーンメーソン真」の、丈夫なお墓づくり。その２
滋賀県東近江市の石材店「ストーンメーソン真」の、丈夫なお墓づくり。その３

墓石施工後

お困りポイントの改善方法

割れている花立石は修復不可能なので、新しい花立石に交換しました！

割れている花立石をボンドで付ける直し方もありますが、それでは傷まできれいに修復することはできません。大切なお墓の見栄えが悪くなってしまいます。ですので新しい花立石に交換し、今主流のステンレス花筒を使えるようにしました。これでお花の水の入れ替えも簡単です。
ただ石選びには少し苦労しました。お墓に使われている石は、愛知県産の額田中目石（夏山石）で現在採石されておりません。お客様とサンプル石を見比べて話し合い、同じ愛知県産の宇寿石で制作することになりました。完成した写真や動画を見ていただくとわかると思いますが、違和感はないと思います。※近くで見比べると違いはあります。

白の玉砂利は汚れが目立ちやすいので、シックな黒の玉砂利に交換！

真新しい白の玉砂利はとても綺麗です。しかし時間とともに汚れてしまいます。服などと同じで白は汚れが目立ちやすく汚れを綺麗に落とすことはできません。ですのでお客様の強い思い入れがない限りはあまりお勧めしていません。その点、黒の玉砂利は汚れは目立ちにくくお墓が締まって見えます。また、砕石した砂利ではないので砂利の粒は丸く汚れが付きにくいです。

ただ傾きを直すだけではなく地盤を強化し耐久力をアップ！

お墓の傾きは一般の方でも気になるものです。倒れるのではないか。お墓を家ととらえて家運が心配。ご先祖様に申し訳ない。等いろいろと気になされます。傾き直しは基本的には数十万円と高額になります。それは今後傾きにくくするようにしっかりと工事を行うからです。その場しのぎで簡単に直すやり方もありますが、それでは近い将来また同じように傾いてしまいます。価格を重視して選んでしまうと何回も直す必要があり、結果、高くついてしまうということになってしまいます。お気を付けください。
上の「丈夫なお墓づくり」を見ていただくとわかるように、当店は基礎工事もしっかりと行います。また今回の掘った土を考えるとさらなる強化が必要と思い、セメントと土を混ぜて地盤改良も行いました。

石材用洗剤で頑固な汚れを除去！

石についた汚れは簡単に落とすことができません。専用の洗剤を使い入念に汚れを落としていきます。
金タワシや適していない洗剤を使うと石に悪影響を及ぼし、取り返しのつかない場合もございますのでお気をつけ下さい。
詳しくはこちらをご覧ください。

新たに、墓誌の追加とローソク立、香立を交換

墓誌を設けることでご先祖様の見える化に。自分たちが出会ったことがないご先祖様が見えることで私たちのルーツや私たちがどんな家族、どんな人の血を引いているか、とても面白いと思います。墓誌がきっかけでかなり家族の会話が増えるんです。本当なんです。家族みんなが過去、現在、未来がわかるお墓参りをなさってください。
以前のローソク立は防風型ではなく火をつけることが困難でした。香立は取り外しができず灰の掃除が大変でした。現在主流のものに交換することでその悩みも解決することができました。

この度は当店にご用命いただき誠にありがとうございました。絶対にご先祖様や故人もお喜びだと感じております。今後ともよろしくお願い致します。
※プライバシー保護のため、家名等、写真を加工しております。

その他、お墓でお困りの方はこちらのページもご覧ください。
墓石設立
墓誌設立
戒名、法名彫刻
墓石移転、撤去
墓石リフォーム
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