墓石施工前

工事内容

工事の内容は、下記をご覧ください。
当店では、先代から引き継いだ伝統的な工法や、
業界団体での研修で知りえた工法等を組み合わせて丈夫なお墓づくりをしています。
また、当店独自の定期点検によって知りえた情報をもとに、少しずつ進化しています。
滋賀県の石材施工技能士資格を有している石材店のメリットとは。
滋賀県東近江市の石材店「ストーンメーソン真」の、丈夫なお墓づくり。その１
滋賀県東近江市の石材店「ストーンメーソン真」の、丈夫なお墓づくり。その２
滋賀県東近江市の石材店「ストーンメーソン真」の、丈夫なお墓づくり。その３

墓石施工後

TI家墓石のリフォームポイント

彫刻文字の変更。

姉妹で建てられた水〇家の墓石です。様々な理由があり、お寺様のご了解もあり両家墓としてお墓を守られていくようになりました。
両家墓に変更するため、正面文字の変更です。体裁よく仕上げるために、額を作るかのように１段沈めて、以前の文字を消しました。
その額の中に、「水〇家、〇澤家之墓」と改めて文字彫刻を施しました。もっと簡単に文字を変更するやり方もあるのですが、不細工な仕上がりとなります。
双方のメリット、デメリットをご説明し、体裁よく仕上げさせていただきました。
文字は、フォントで作られた文字ではなくこのお墓に使われていた実際の文字で彫り直しました。
文字の大きさの修正、芯の修正、バランスなどを撮り直す必要があるため手間はかかりますが、ご先祖様が大切にされていたものを引き継ぐという良さがあります。
また、フォントより人が書いた文字の方が味があり良いお墓となるように感じます。

墓石の傾き直し。

お墓を建てて５０年以上経過しています。傾いて当然です。また、昔の施工方法では傾く確率は高くなります。
この際にしっかりと修繕する様にされました。
工事内容にもありますように、しっかりと地盤改良をし、機械にて転圧。１０㎝以上のコンクリートを打設して重いお墓を面で支えるように丈夫な基礎工事をして今後極力傾かないようにしています。転圧して下がった分も考えると約３５㎝以上の柔らかかった土を入れ替えていることになります。見積り時の価格差はこのような工事内容等で差が出ます。仕上がった見た目は同じでも数年後早ければ数か月後に差が目に見えてきます。墓石工事は皆様にとって大きな金額になるかもしれませんが、後の修繕なども考えると最初にしっかりとした工事内容で進めていくことをお勧めします。価格で決めた結果、あとあと後悔された事例があります。お気をつけ下さい。
詳しくはこちらへ。

墓石クリーニング。

墓石のクリーニングは汚れ落としですので、石を研磨した艶を復元することはできませんが、綺麗に黒ズミ汚れは除去しました。
全体的に石材専用の洗剤で洗っているので、細かな汚れも取れ全体的に石が濃くなったと思います。（※汚れが落ちたため）
外柵（お墓の囲い）の黄ばみは石の内部から出ているものなので除去不可能なため、新しい石に交換しました。
左隣と高さを揃えるように作り直しました。
玉砂利は、一般的な黒色の砂利に変更。黒砂利は砂利の汚れが目立ちにくいのでお勧めです。
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五具足（ﾛｰｿｸ立２本、花筒２本、線香立１個）の取付

以前のお墓は五具足の金具がない状態でした。
花立石はありますが、金具がないため、供花の水は直接花立石に。これでは水の交換ができず水が腐り悪臭の原因に。
ローソク立は市販のもので風除けがないので、常に火が消える状態でした。
香立も市販のもので線香を立てにくいものでした。
全ての金具をしっかりと取付けて、快適にお墓参りできるようになりました。
花立石には花筒金具を設置して、水の交換が容易になりました。また、花立石には水抜穴を設けたので花立石に水がたまることはなく悪臭を放つこともありません。
ローソク立はシンプルな防風型に変更。今まではローソク１本でしたが対になるように２本設置しました。
線香立はしっかりと立てることができ、ネジ式となっているため灰や燃えカスの掃除も簡単です。

納骨穴の変更、拡大。

納骨穴が小さく納骨が非常にやりにくい現状でした。人のこぶしを入れるのがやっとな大きさです。
昔に建てられたお墓ですのでしかたないのかもしれませんが、大切な故人の御骨を納骨室へ落とすような形でしか納骨できない現状でした。
また、この地方では土葬の名残から御骨を土に還すイメージから納骨室は土に接しているように設計されていますがそうではない状態でした。
この際、新しく納骨室と納骨穴を作り直しました。
今後のことも考えて納骨室を広くし土に還れるように設計しました。また、納骨室の入口も以前の４倍以上に拡大。
大切な御骨を最後まで手を添えて納骨することが出来ます。下の写真をご覧ください。