お墓参りは残された遺族にとっても、亡くなられた故人にとっても、
大切なものであります。
亡くなられた故人にとっては、会いに来てくれた嬉しさや話してくれた嬉しさを
かげながら見守って、ときにはすごい力を発揮して残された遺族を幸せにしてくれています。
残された遺族にとっては、あの人の存在を感じられる唯一の場所であり
元気づけられるのではないでしょうか。会いに行く、話しに行くことで亡くなられた故人を幸せにしています。
そう、お墓参りは大切な人との幸せに交換なのです。
良いお墓参りにしていただきたいのですが、
お墓は物質的に物であります。石材という硬く重い素材でできています。
扱い方を間違えると大きな事故に繋がります。以前にも書きましたが、
「墓誌」(亡くなられた方を刻んでいく衝立)は一般的には固定されてないものが多数です。
これにもたれたりなどすると墓誌が倒れて事故に繋がります。
自家のお墓はもちろん、他家のお墓にも十分にお気をつけ下さい。
最近に建てられた新しいお墓でも、その対策をされているもの、されていないものがあります。
衝立以外にも昔ながらのお墓は積み木のように、置いてあるだけ、ようは固定されていないことがほどんどです。
お墓は、私たちや故人にとっても大切なものですので、
もたれたり、支えなどにせず、大切に扱うようになさって下さい。
よろしくお願い致します。
以前の記事もぜひお読みください。
戒名や法名を彫る「墓誌」。これにもたれたりするのは危険です!!お気をつけ下さい!!