手頃で性質抜群の黒緑系のインド産石材「M10」。滋賀県での墓石建立事例が増加しています。
関西では、墓石材として一般的ではなかった黒系の石。
近年では、洋墓やデザイン墓の需要増によって、少しずつ黒系の石が使われるようになりました。
黒いお墓が縁起が悪いのでは!?といわれる方もおられますが、
石材店がしっかりと説明することで、黒系の石材が少しずつ浸透してきているのかもしれません。
当店のブログでも、このことに関して記事にしています。ご覧ください。
滋賀県で黒いお墓を建てると縁起が悪い?
今回ご紹介する石材は、当店も最近黒系石材では、手頃で性質抜群の黒系の石材です。
「M10」という石材です。
M10ってどんな石目?
M10は真っ黒な石材ではありません。
上記のように、黒と緑がまじりあっている石材です。
近くで見るとこのような石目ですが、お墓全体としてみると、「黒」というイメージになります。
このような感じです。
M10はどこで産出されているの?
お釈迦様の生まれ故郷「インド」から産出されています。
インドのテランガーナ州から産出されており、1995年頃から本格的に産出されています。
産出されてから25年という実績が人気である証拠でもあります。
M10の特徴は?
墓石材として良い石とされている硬さ、吸水率の低さをもち備えています。
吸水率:0.056%
圧縮強度:118.58N/mm2
吸水率の低さは、天山石と同等!石の硬さは関西のブランド石材「大島石」と同等です!
この石を切ったり、叩いたりしてみても、この石の硬さを感じることができます。
切るのに時間がかかりますし、叩くと鉄のような高い音がするんです!
良いことばかりのM10ですが、日本の石より劣っているのは、
お墓としての実績だけです。日本でお墓としての実績は、20年というところではないでしょうか?
しかも、関西で使われ始めたのは、つい最近ではないでしょうか?
関東地方の施工実績をもとに当店でも最近、墓石として使用し始めました。
今後、建立実績を温かく見守っていきたいと思います。
価格は手頃な価格です。
全国のお墓の平均購入価格は、約165万円ですが、
M10で御見積すると、平均価格より安く購入することができる石材です。
※地方によって、お墓の大きさや形など違いますし、また様々な要因によって価格は変動します。
基準としてお考え下さい。
黒のお墓は、どっしりと重みを感じ、
スマートに見えます。洋墓をご希望の場合は、ぜひ「M10」も候補に入れていただきたいと思います。
