硬い石材で作られているお墓は「建てたらずっと綺麗なままでしょう?」と思われるかもしれませんが、
お墓にも「お手入れ」が必要です。
石材は天然の物、年月とともに少しずつ経年劣化します。
墓石によく使用されている「みかげ石」等は非常に耐久性に優れた石です。
しかしお墓を長持ちさせるためは「いい石を選ぶ」だけでなく、
「お手入れ」がポイントです。
特に石と石の継ぎ目の「目地」部分が重要です。
目地が劣化し、そこから水がどんどんと侵入してしまうと、石が水を含みやすくなります。
また凍害(寒い日の夜などに凍った氷の力で石をずらしたり)の恐れが高くなります。
つまり目地部分に劣化を見つけたら、いかに早めに手直しするかが、お墓の長持ちに大きく関わってきます。
お参りをされて気になるところがあれば、早めにおっしゃってください。