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東の白御影といえば、「稲田石」。墓石に、建築材料に多用途に愛されているブランド石材です。

日本の代表的な白御影といえば、西は「北木石」、東は「稲田石」です。

では、稲田石がどんな石材なのかご紹介させていただきます。

 

 

稲田石はどこで採れるの?

稲田石は、茨城県笠間市稲田地区から採石されている石材です。

明治22年頃、本格的に採石が始まりました。

年号からもわかるように、今も採石が続いている所以は、

それだけの実績や品質があるからではないでしょうか?

 

 

稲田石の石目



見ていただいてもわかるように、「白く美しい」銘石です。

稲田石は白色の長石が60%を占め、白く澄んだ石肌、均整のとれた石目、

耐久性に優れた硬い石質が特徴です。

東日本の石ではありますが、当店での施工事例もございます。

現代では、物流がしっかりしているので、日本全国の石を取り扱うことが可能です。

 



上記の施工事例はこちら

お墓本体が稲田石です。外柵は外国産の白御影石。

見比べると一目瞭然です。やはり澄んだ白色をしています。

 

 

稲田石の石質は?

墓石材としては問題のない石質です。

天山石のように、吸水率等がトップクラスというような

アピールポイントはないかもしれません。

しかし、上にも書いたように、明治からいろんな場面で使われている実績があります。

墓石はもちろん、皆さんが良く知っている建物などでも稲田石が使用されています。

例えば、日本銀行、広島の平和公園、最高裁判所、最近では東京駅丸の内広場などで

稲田石が活躍しています。

まさに、近代文明のいしずえとなり、日本を支えた石材といえるのではないでしょうか。

 

 

稲田石に興味をもったお客様の特徴。

女性・・・澄んだ白さが女性票を集めます。

浄土真宗の方・・・宗祖である親鸞さまが稲田に20年住んでおられた。

ゆかりのある西念寺という別格本山があります。

夏目漱石ファン方の方・・・実は夏目漱石さんのお墓が稲田石なのです。

鉄道関係または鉄道オタクの方・・・東京駅の使用石材のため。

などなど。

 

 

その家や故人、自分たちに合った石選びをなさってください。

その他の石材紹介はこちら

 





ストーンメーソン真
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