法事の時などは、仏前での礼儀として、正座ができれば申し分ありませんが、
正座でなければいけないということはありません。
慣れない正座で足がしびれてしまい、ご焼香の際に倒れたりしては、
仏様にもご自身にもよろしくないですね。
僧侶から、読経の前に「楽に足を崩してください」と言われることもありますので、
その時に、男性はあぐら、女性は横座りにしても構いません。
会場に座敷用の椅子が用意されている場合は、遠慮なくお借りしましょう。
大切なのは故人への供養の気持ちです。
きっと故人も、無理に正座をして法事に集中でいないよりは、楽な姿勢でも心を込めて
拝んでほしいと思うことでしょう。