現在の日本では、ほぼ全ての方が火葬されています。
その後のお墓への納骨方法は、地域によって異なります。
例えば、関東や九州では、骨壺のまま納骨しますが、
関西の多くでは、サラシでできた骨袋に入れて納骨します。
また、北海道など、最初から遺骨を骨壺から出し、そのまま納骨するケースもあります。
まさに地域によって異なっているのです。
そのような中、近年「骨壺の状態で納骨してください」と定められている墓地が増えつつあります。
これは、お墓の引っ越しを考える人が、将来的に増えると考えられることから、
納骨後も遺骨を持ち運びしやすくするためだそうです。
地域での慣習は引き継ぎつつ、時代とともに、納骨の仕方も変化しつつあります。