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寺院の玄関といえる山門。新旧の自然素材をかけ合わせて、綺麗でかつ趣のある山門に生まれ変わりました。

いつもお世話になっているお寺様から石工事のご依頼。

ありがとうございます。

来年5月に向け、お寺全体の修復をされるようです。

その一部である山門の石工事が年末ぎりぎりで仕上げることができました。

 

以前の山門



昔の職人が手加工で作った切石(延石ともいいます。)で

囲って山門を作り、その中は、コンクリートで仕上げられています。

長い年月を経て、コンクリートが割れています。

また、地盤の影響と水路の影響で、

地が沈んでいる箇所もありました。

切石は折れている影響などもあり、すべて新しいものに変えてしまいましたが、

残せるものは、極力残して山門を完成させました。





コンセプトとしては、

・以前とあまり形を変えない。(風情を変えたくないため。)

・以前と段の高さを変えない。(以前と同じ感覚で使ってもらいたいから。)

・古いものを極力残す。(古いものを残しておきたいため。)

少し困ったのは、外側の高さと内側の高さが違ったこと。

内外の高さを合わすために、外側の山門に踏込石を設けました。

お寺にマッチするように、自然の川石を踏込石に生まれ変わらせました。

また、極力地元に近い石を使いたいと思い、

菰野石を使いました。自然素材を使うことで趣のある玄関にすることができました。

 

これで新年を気持ち良く迎えていただくことができます。

ありがとうございました。

5月まで工事は続きます。ご迷惑をおかけしますが、

よろしくお願いいたします。




ストーンメーソン真
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