滋賀県の墓じまい(墓石撤去)で気を付けなければならない2つのポイント
そのお墓を継ぐ人がどうしてもいなくなった場合、墓じまいが必要となります。
しかし、ただ単に墓じまいといっても、気をつけなければならない点があるのです。
滋賀県の墓じまいで気をつけるべき2点。
1、現場の立ち合いをせずに、石材店に丸投げで見積してもらうのは×。
時々、このようなお客様がおられます。これは非常に危険です。
お客様と石材店の思い違い等が発生し、トラブルのもととなります。
「石材店だからそれくらいわかるだろう。」
「お墓が1本だけ建ってるだけだからわかるだろう。」
と思われがちですが、そのお墓のことを一番わかっているのはお客様だけ。
その墓地の規則や、どのように墓地を返却するのかは、各墓地によって違います。
他にも、お骨が土の下にもあるのかないのかなど、
目で見えない部分は、お客様と一緒に打合せしないとわかりませんし、
その他、たくさんあると思います。
ですので、しっかりと墓じまいをするには、打合せ時にお客様の立ち合いが必要となります。
当店では、基本的にはお客様立会いのもと、打ち合わせを行い御見積をさせていただいております。
ネット経由での墓じまい業者では、お客様の立会いなしで、御見積ができることもあるようですが、
霊園の規則に沿わない墓じまいも行われているようです。
お客様もそのネット経由の墓じまい業者も規則に沿っていないことに気付いていない…。
困っているのは、その霊園なのです。その霊園や墓地が泣き寝入りとなっています。
お気をつけ下さい。
※当店近くの能登川墓地公園は例外です。墓地の地番を言っていただければお見積り可能です。
2、「安ければ何でもいい。」は×。
手当たり次第に見積をとっておられる方もおられます。
たしかに安ければ嬉しいのはたしか。
しかし、安さばかりを追求しているとトラブルのもとにもなります。
石材業界(石材店)の適正な墓じまい
・熟練の石職人か石材技能士が常駐し工事を行う。
・その墓地の状況に沿った工事を行う。
(隣のお墓への影響などを考慮したり、土葬の影響等を考慮する。)
・不要となった石材を適正に処理する。(廃棄物業者と契約する等。)
・不要となったコンクリートガラを適正に処理する。(廃棄物業者と契約する等。)
・不要となった土を適正に処理する。(廃棄物業者と契約する等。)
・場合によっては、仏石(棹石)を無縁塚に奉納する。
・土を入れ替える。
など。
しかし、
安さの裏にはこのような場合も実際にあるのです。
・バイトが行う場合がある。解体はできてもその他のお墓等に影響が出る場合も・・・。
・周りの状況等を考慮しない。(気づいていない…。)
・処分の仕方が不透明。
・中間処分業者に引き取ってもらう場合もあるが、その中間処分業者の処分の仕方が不透明な場合もある。
(その結果、不法投棄になっているケースもある。お客様、その業者共にトラブルにまきこまれる。)
・無縁塚のルートがない。
・新しい土に入れ替えない場合もある。
・その霊園、墓地にそぐわない墓じまいになっているケースもある。
※不法投棄の記事
しっかりと石材店と打ち合わせをして、ちゃんとした墓じまいをなさってください。