葬送の方法は、世界各地で異なることをご存知ですか?
日本では、人が亡くなると火葬しますが、
欧米では、キリスト教徒も多く、死後の復活の思想により、
遺体を焼くと復活ができないと考えられていることもあり、
土葬の方が多い国も見受けられます。
一方、イギリスでは、ほとんどがキリスト教ですが、
土葬するだけの広い土地が不足しているため、
土葬ではなく火葬が多くなっています。
儒教を信仰する中国や韓国の場合は、
「火葬は、親の体を焼いてしまう重大な親不孝」という考えから、土葬が主流でした。
しかし、中国は人口が多く、韓国は墓地が不足していることから、
火葬を行う人が増えており、現在は火葬と土葬の比率は、ほぼ半々と言われています。