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庭灯篭が傾いていて恥ずかしいし、危ない!滋賀の石材店なら出来る修理とアドバイス。

庭灯篭の修復も石材店の仕事の一つでもあります。

このような依頼がありました。

依頼内容

「庭灯篭が傾いているので、来客に見られると恥ずかしい。

また、灯篭の傾きのせいで、その付近の葉刈りをしてもらえない・・・。

なんとか直してもらえないでしょうか?」

当店のHPをみてご連絡いただきました。京都市内にお住いのお客様です。

京都の業者様になぜ頼まないの?いろいろ疑問がありました。

どうやら、今までお付き合いされていた業者様に不信感をもたれたようです。

金額的な不信感からいろんなことが気になってきたようです。

お客様のお気持ち、よくわかります。

工事の内容や作業時間によって、各々の業者によって見積金額に幅がでます。

なぜ、この金額になるのかお客様にしっかり納得していただかないと、

不信感をもたれてしまいます。ようは納得していただくことが大切なのです。



かなり池の方に傾いています。蘭渓灯篭によくあるお困り事です。

 

なぜ、このように傾くのか?(原因)

1、昔の施工だから

このような和風庭園は古くからのお宅が多いです。昔の施工ですので、

現在のようにセメントを使ったりはしていません。では、どうやって施工しているかというと、

ただ、土を突き固めて、きれいに据えているだけなのです。

びっくりされるかもしれませんが、昔はこれが当たり前です。

傾けばまたその時に直してもらおうという感じだったのではないでしょうか。

だから、ただの土据えなので年月が経てば、傾いて当然です。

2、最近の異常気象のせい?

ここ最近京都市内でも、けっこうな雪が積もります。

昔は、最近のような雪を想定していなかったと思います。

※おそらく、土据えでも豪雪地域対策の据え方があると思いますが。

写真の灯篭の笠の上に、20~30㎝の雪が積もるとバランスが崩れて当然です。

また、集中豪雨等で一気に地面がびしょびしょになり、灯篭のまわりの地盤が

急激にゆるくなるのも、傾きの原因のように思われます。

3、下の土台石が少し小さいため?

おそらく昔の想定ならこのくらいの土台石でよかったのだと思います。

ただ、大雪やゲリラ豪雨等、長年の経過でその土台石では、

灯篭部分の荷重に耐えられなくなったのではないでしょうか?

もう少し肉厚の土台石なら、少しはましだったのではないだろうか?

 

どのように直すべきか。

滋賀県の石材店としては、今後、極力傾かないように直します。

滋賀県(特に中部から北部)の石材店は、基礎工事を大事にしています。

それは、石がかなりの重量物であることをよく知ってるからです。

中部から北部の墓石は、基本的に大きなお墓で、もしそのお墓が傾いたら、

(重いので)直すのがたいへんなのを知っています。

だから、庭灯篭でも同じことがいえるのです。

また、お客様からしても、少しでも丈夫になっている方が嬉しいはずです。

だから、しっかりとした基礎工事をして組み直す必要があります。

実は、業者さん(石材店、造園屋さん)によって直し方は様々。

今まで通りの庭灯篭の据え方をしているところもあれば、

基礎工事をしっかりしているところもあります。

あなたは、どのように直したいですか?

 

各業者の見積金額がバラバラ・・・?なぜ?

1、職人の技能の違い

有資格者であるか、そうでないか。

2、職人1人当たりの価格の違い

都市部と地方で、物価が違うように、

職人の日当も多少の価格の違いがあります。

3、工事の内容

基礎工事をするかどうか。その他の工事内容等でも違いがでます。

4、工事の段取り

特殊な道具を使うか使わないかで作業時間が短縮され、見積金額に差が出ることがあります。

特殊な道具を使って、使用料が発生しても、作業時間の短縮によって、

安くできることがあるのです。

 

今回のケースは、滋賀県から京都に出張という形になり、出張費がかなりつきましたが、

特殊な道具を使った結果、作業時間が短縮され、基礎工事もしっかりできました。

私も不思議ではありましたが、京都市内の業者さんより若干、利口に直すことができました。



写真は基礎工事のための掘削したところ。

 

このケースの傾き直しの特徴

1、土台石を少し埋める

なぜか?

土台石が薄いため、今までの景観をくずさない程度で、少し地中に埋め、

土の圧力を使って倒れにくくする。

2、逆に傾ける

目で見てわからない程度、反対方向(踏石側)に傾ける。

長い年月によって傾いても、逆に傾けて据えてあるため、長持ちする。

3、土台石を重くする

土台石のまわりにもコンクリートをまいて、土台石に重みをつけました。

土台石が重くなれば、今までより傾きにくくなります。



 

完成



以前あったつっかえ棒は、不要なので除去しました。

また、土や苔も以前と同じように戻したので、景観は同じです。

月日が経てば、コケも以前と同じように生えていきます。

 

こんな業者にはご注意を!

工事内容を一切いわず、直される業者さんもおられます。

たしかに直るのですが、ただ直っただけ・・・。いつかはまた元通り・・・。

あなたがどのように直したいかで業者様を伝えることが必要ですし、

業者さんから説明を受けることも必要です。

 

最後に、

いくらくらい必要なの?

現場によって価格が変わってきます。

灯篭の大きさ、作業のやりにくさ等現場を見てみなければ、

わからないことがたくさんあります。

基本的には、その都度見積となります。要見積です。

今までの工事実績でいうと10万~20万円ということが比較的多いです。

ただ、やはり要見積です。10万円以下で出来たこともあります。

また、50万以上かかることもあります。

だから、要見積なのです。

よろしくお願い致します。

 

灯篭の直しやお墓のご相談はこちら・・・当店お問い合わせフォーム

 

 

記:石井 眞澄




ストーンメーソン真
滋賀県東近江市垣見町734
TEL:0748-34-3090