お墓のお手入れで結構大変なのが草ひきです。
面積が広い墓地だと大変さは増します。
また、夏の暑い時期には体に堪えます。
熱中症にも気をつけなければなりません。
その除草対策の仕事も、最近は増えてきているような気がします。
除草対策も以前紹介したコンクリートした後で砂利を敷くやり方もありますが、
今回は、板石貼りにしました。
施工前はこんな感じです。
お客様自身で固める砂利などを使って除草対策をされているのですが、
このような状態です。草は本当に強いです。
しっかり対策をしないと、このように草が生えてきます。
今回は周りの雰囲気と合わす理由もあり、板石貼りになりました。
板石を貼る前にしっかりと基礎や下地を作ります。
石の接合部も錆びないステンレス製の金具を使用し、ずれるのを防ぎます。
もちろん耐震ボンドも使って補強します。
板石貼りは、既製品の300*600㎜の板石をそのまま貼るのではなく、
寸法をしっかり図って均等な石幅になるように加工して貼っていきます。
(石屋さんはほとんどの方は、このように加工して貼っていきます。)
仕上がりはこのようになります。
きれいに均等に石を貼ることができました。
石を貼ることで、お墓に風格も出ます。
また段数は一段増えてしまいましたが、
段の高さは、今までの半分になり、
安全にお墓参りできるようになりました。
ありがとうございます。
これからも安心安全のお墓参りができるお墓造りを心がけていきたいと思います。
記:石井 眞澄