先日、お墓を建立させていただいたOさまから、ご感想をいただきました。
ありがとうございます。
こちらのお墓です。
「線香立が大きすぎる。」とのこと。
感想を読んでいると、香炉(家紋を彫ってある部材)の上で、使われているようです。
たしかに、香炉の上で使うと、せま苦しく、「線香立が大きすぎる。」という感想になります。
納めたのは、標準的な大きさの線香立であり、当店のお客様は、上記の写真のように、
経机(御供物をお供えする部材)に置いて使っておられます。
また、お供物があるときは、空いたスペースに線香立を置いて使われています。
感想をいただいてすぐに、O様のところへお伺いし、使い方などを説明しました。
ご理解いただいていたのですが、様々な理由があり、香炉の上で使いたいということでした。
当店としても、さらに勉強させていただきました。
※やはり、たくさんお客様と話すことは大事です。私は内気な性格なので、話し上手ではありませんが、大事です。
香炉の上で使うとなると、たしかに大きすぎる・・・。
また、落ちたら、たいへんだ・・・。
対応策はあります。
芯棒で固定できるようにしました。
線香立の裏側に穴をあけているので、この芯棒にはめこむだけです。
これで固定もできますし、取り外しも簡単です。
線香立ももう1サイズ小さいものに変更させてもらいました。
線香立の使う場所、大きさも訂正でき、安全性や取り扱いやすさも納得していただけました。
お客様からご感想をいただけたこと、
お客様から遠慮なく意見をいただけたこと、
お客様とお話ししてご理解いただけたこと、
お客様といっしょになって対応策を考えれたこと、
当店にとって、私にとって、いい勉強になりました。
今後とも、よろしくお願い致します。
記:石井 眞澄