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私の墓石への想い。お墓参りは、幸せづくり。

お客様とお話しさせていただきますと、このようなお考えをよく耳にします。
「息子らに負担をかけたくないから、私たちが建てといてあげようと思って。」
子どもさん想いのいいご夫婦だなあと、本当に思いますし、お客様と会話しているとその後夫婦の優しさが感じ取れるので、素敵だなと思います
しかし、ぼく、こういう風にも思ってしまうのです。
「このご夫婦だけで考えて決められるのかな。」
「息子さんたちは、親がお墓建てたいと思ってること知ってるのかな。」
「できれば、家族みんなで考えてほしいな。」
等々、こういう風に思います。

お墓は、ご先祖様や大切な故人を祀る大切なものです。
代々引き継がれていくため、その人たちだけのお墓ではありません。
未来の孫、そのまた・・・みんなの大切なお墓です。
だから、家族みんなで決めてほしい。
私も小学3年生の時、家を建て替えました。もちろん、金銭面では何もできませんが、
家づくりの話しには一緒になって、しゃべりました。
自分の部屋、お風呂、壁の色、床・天井の色、
いろいろ決めたり、要望を言ったのを覚えています。
だから、30年近くたった今でも今の家に愛着があります。
お墓も同じだと思います。

家族みんなで建てたお墓。みんなでお墓参りする。
愛着があるからお墓を大事にする。
家族みんなで掃除する。お花を生ける。火をつける。
そのたびに家族で会話が生まれる。
「ご先祖さん、喜んではるやろなぁ。」
「ローソク立防風型にしといてよかったなぁ。」
「やっぱりこの形のお墓いいなぁ。」
家族の絆が強くなり、家族の会話、お参りで気持ちがスッとする。
優しい気持ちになれます。
いいことばっかりです。

家族の絆が強まれば、家族でのお墓参りが増えます。
子子孫孫、引き継がれていきます。
御子孫もいい会話をしていると思いますよ。
「このお墓の字、上手やなぁ」
「ひいおじいちゃんの字やで。」
「そうなん!ひいおじいちゃん字、うまかったんやな!すごい!」
「私も字上手になるかな?」
「なれるよ。ひいおじいちゃんの血ついでるんやで。」
他にもいろんな会話が未来に生まれていると思います。
また、家族の絆が強くなり、家族の会話、お参りで気持ちがスッとする。
優しい気持ちになれます。
いいことばっかりです。

※教育評論家のあの有名な〇〇先生もお墓参りは大切な教育の一環。
感謝の気持ち等が生まれるから優しい子に育つと話されていました。

今回は、家族でのお墓造りをスタートとして、
お墓参りの重要性が子孫へ伝わっていくという感じで書きましたが、
お墓参りの重要性が子供たち、子孫へ伝わる方法は、お墓造りだけではありません。
教育の仕方や、会話、いろんな方法がありと思います。
どこからスタートでも、素晴らしいことだと思います。

お墓参りで、家族、家、みんなの幸せを生んでいってほしいなと思っています。

 

 

当店の家族でのお墓参り写真
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