東近江市の寺院墓地。
こんな墓地です。
車はここまでしか入れません。ここから・・・。
階段を登りきり・・・。
お墓が見えてきます。この階段を登りきったところがお客様のお墓となります。
到着。この写真の右の衝立(法名碑といいます)に亡くなられた方の
法名(戒名)・亡くなられた日・俗名・行年を追加彫刻します。
通常ですと、法名碑を持ち帰り、字彫をするのですが、
今回は、その場で彫る(現場彫りといいます)ことにしました。
理由は、
・思っていた以上に大きな法名碑だったため。
・坂道や階段等のことを考えるとかなりの負担が生じるため。
・無理をして運搬して、法名碑が破損するのを防ぐため。
等々理由があります。
お客様にご説明し、通常より値段が上がることを了解を得て(御見積書を見ていただき)、
現場彫することになりました。
法名彫り(戒名彫り)については、こちらをご覧ください。
https://mason-makoto.com/content_9
現場彫風景。・・・私ではありません。字彫専門の石屋さんです。字彫り加工のプロです。
当店には、現場彫りの機材がないので、現場彫りはいつもこの方にお願いしています。いつもありがとうございます。
字彫専門なので本当にきれいに彫っていただけます。
完成です。プライバシーの関係上、お写真を加工して見えにくくしました。
彫りあがった字は黒を入れて読みやすくし、以前に彫られた字も色を入れ直させていただきました。
作業前
作業後
お墓の前の板石、追加したわけではなくて、埋まっていたのです・・・。
この板石の修復、ローソク立を防風型に交換も承っていました。
ありがとうございました。
お墓は山の中や田んぼの真ん中等、過酷な状況の墓地が多いです。
そのため、お墓も何かしら不具合が生じます。
気になることが発生しましたら、一度石材店へご相談ください。
放っておくと直せないことも出てきます。
お墓を家族でしっかり守っていくことによって、みんなが幸せになると思います。
(もちろん家族でお墓参りすることが前提ですが。)
気持ちよくお参りできる幸せ。
お墓によって家族の会話が生まれる幸せ。
亡くなられた方、ご先祖様に親孝行できる幸せ。
もちろん仏様も幸せ。
子どもたち、子孫にも幸せは繋がります。
お墓は日本人にとっては本当に大切なものだと思っています。
記:石井 眞澄