交通の便が良くなった現代。
故郷を離れて移住することが多くなった現代。お墓もそのニーズに合わしての仕事があります。
お墓の引越しです。
お墓参りに行きたくても、故郷が遠くてお参りできない、
亡くなられた故人、ご先祖様、仏様を大切にされている方は、お墓の引越しを選択されます。
お墓の引越しには、大まかに2種類あります。
①今あるお墓をそのまま引越し(家に例えると曳家。)
②新天地で新しいお墓を設けて、故郷のお墓は撤去。(いわゆる引越し。)
当店のHPでも紹介しています。
https://mason-makoto.com/content_14
今回は②の場合の撤去工事。
施工前。
施工後。
墓地と通路の境目がはっきりするように山土を敷き詰め、区画割をはっきりしました。
仕上げの仕方は、色々あります。
処分となる墓石の行方はどのようになるか、ご存知ですか?
当店では3パターンあります。
①仏石(棹石ともいう)は、無縁となるお墓の塚(無縁塚:石材組合管理)に納め奉納する。台石等はリサイクル。
(当店は基本的には、①をお勧めしています。)
②仏石は、無縁塚(業者管理)に一定期間納め、その後、仏石、台石等はリサイクル。
③墓石一式リサイクル。
リサイクルとは、墓石を細かく粉砕し、砕石となります。
どのような方法をとられるかは、お客様それぞれです。
何が良い悪いはないと思います。それぞれに対して、しっかりとご説明いたします。ご安心ください。
このような処分の仕方も業者さんによって様々です。
石材業界では、このような問題が起こっています。
不法投棄です。ほとんどの石材店は、産業廃棄物収集運搬業に処理を任せます。
産業廃棄物収集運搬業の許可を持たない業者(価格が安い)に、不要墓石を搬入して、結果、
不法投棄となった事案など、墓石の不法投棄が問題となっています。
当店は滋賀県石材組合連合会に所属し、このようなことにならないように、当店も適正な処理を行うようにしています。
当店では、②③の場合、①の仏石以外は、産業廃棄物処分業許可を取得している業者に、
お引取りしました不要墓石の処理(砕石としてリサイクル)をお願いしています。
産業廃棄物管理票(マニフェスト)も作成し適正に処理しています。ご安心ください。