前回ご紹介した工務店さん依頼の石工事。
前回は、土台石の据付のご紹介をしました。
(こんな感じ)
大工さんの仕事も進み、また当店の出番となりました!!
作業風景を見てください!!と言いたいのですが、写真は撮れず・・・。ごめんなさい。
現場に入ると、作業のことばかり考えて他のことがおろそかになってしまいます。
しかし、僕の場合は、それくらい考えないといけないくらいです。まだ37才、もう37才、まだまだ勉強です。頑張ります。
いきなりですが、完成写真です!!
写真では、わかりにくいですが、水が外に流れるようにわからない程度に勾配が付いています。(当たり前ですが…。)
ただ今回は、出入り口が2つあるので、2方向に勾配が付いています。
2方向に勾配は、あまりしないことなので、張るのに気を使いました(^^;)
また、目地が十文字にするようになっているので、気を使います。
写真で見ていると目地が真っ直ぐになっていますが、貼るときは張っている作業中は、この真っ直ぐに気を使います。
今回の石貼工事は、艶のある磨いた石と、すべりにくいざらざらした石を使いました。
磨いた石をコントラストに使いました。旅館によくある貼り方です。
壁際や下段の色の濃い石が磨いてある石です。石の種類は同じ石。磨くと、石は濃い色をするのです。
アップ写真!
和風の家には、やはり石がによく合います。年月経てば、その時時にあった味わいが出てきます。
だから私は石が好きです。
これからまた、何十年、土台石が家を守り、貼石が家の趣を出してくれると思います。
記:石井 眞澄