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お墓に使われる石、日本の石、外国の石どう違うの?①

お墓造りにおいて、悩まれる一つに石の種類があると思います。

私たちは、石の種類の違い(性質はもちろんのこと、石の色目)は、よくわかりますが、

一般の方には、石の種類の違いは分からないと答えられる方が多いです。

その通りだと思います。スーパーの買い物とは違い、毎日見るものではないからです。

吟味の仕様がないと思います。

一つクイズです。

下の二つの写真の石、同じ種類の石でしょうか?別の種類の石でしょうか?

AG98

大島石

 

答えは、全く別の石です。上の写真は、中国福建省産のAG98(石の名前)。下の写真は、愛媛県産の大島石(2等材)です。

似ている二つの石ですが、性質は全く違います。

石の硬さ、水分の吸いやすさが全然違うので、お墓の耐久性に大きな差が出ます。

私たちは、石の目合い、色目等から、見て判断することができますが、

一般の方はわからなくて当然です。

だからお墓を建てるときには、石屋さんとたくさんお話しされて、あなたさまが信頼できる石材店と契約することが大事です。

私も、口下手な石職人ですが、知っていることをできる限り、お客様にお伝えしています。

お墓点検からわかった情報もあります。すべてをお伝えするつもりです。

もう一つ、安心してもらうために、当店では産地証明書を提出しています。

産地証明書

日本石材産業協会発行の証明書や各石材産地組合が発行している証明書など、

日本の石を選んでいただいたお客様には、提出するようにしています。

しっかりとした業界団体の証明書ですので、安心していただけると思います。

 

 

石は奥が深いので、何回かに分けて、お伝えしていこうと思います。

記:石井眞澄





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