みなさん、こんにちは。社長の妻です。今日の担当はお父様です。
昔から死者の葬り方は土葬が多く、地域によっては火葬(野焼)もされていた。
当地域でもほとんどが土葬で、以前は墓石はほとんどなく、埋葬場所の印に木製墓標を建てそこにお参りしていました。
その後、地域全域が火葬に変わり、しばらくの間、焼骨を壺のまま各戸の埋葬地に埋め、墓標か又は小さい個人の墓を建てる家もありました。
又戦後、戦死者の墓石を建てる家庭もあり次第に墓の数が増えてきました。
限られた個人の埋葬地に乱立する墓標や、その下に焼骨を整理するため墓地の整理と共に納骨できるカロート(石棺)を備えた大型の先祖墓が建立され始め、このような考え方のもと現在に至っています。
最近は、故人の意志もあってかお骨を粉にし、自然に帰す散骨など、墓が必要ないと考える人もいるようです。ですが、後で残しておけば・・・・・・・・と後悔する方々も少なくないと聞きます。
お墓は親しい故人の生きた証しと同時に、今は亡き故人を想い偲び会いに行く私たちにとって唯一の所です。
今の私は多くの親しい故人の「縁」の繋がりにより存在しています。
誰一人欠けても私はこの世に存在しません。そのことをしっかり自覚し、感謝し、又子孫にもしっかりそのことを伝えるためにも家族そろってのお墓参りが大切です。
自分の代だけでなく先の子孫の事を考えるとお墓は残された私たちのために必要不可欠のものです。
お墓の大切さを書いてもらいました。私も昔は、お墓は絶対に必要だとは思っていませんでした。散骨もいいなと思っていた時期もありました。でも、今ではお墓参りに行くと心もすっきりするし逆に行かなかったら心がモヤっとするので、お墓があるってことは素敵なことなんだと思っています。