神社やお寺にお参りする時に用意する「お賽銭」。
その意味は、実はそれぞれで違うと言われています。
まず神社では、お参りの際に鈴を鳴らしますよね。
鈴を鳴らすのは、その清々しい音色で参拝者を敬けん
な気持ちにするとともに、参拝者を祓い清めるためとされています。
その後、神社に日頃の感謝の気持ちを伝えるためにお賽銭を納めます。
お寺でも、まずは鰐口(わにぐち)を鳴らして
参拝することを仏様に知らせてからお賽銭を納めます。
ただしこのお賽銭は、自分の欲を捨てる修行の意味を持つ、
いわゆる「お布施」とされているようです。
日頃何気なくやっていることにも、それぞれ意味が込められているのですね。