酷暑や感染症の影響で、お墓参り代行のご依頼が増加しています。当店の代行業務とは。
お墓参り代行は、御盆前や年末にご依頼をいただくことが多いです。
今年は、感染症の影響でお墓参りに行くのを、懸念される方が増加しています。
しかし、仏様や大切な故人のことを思うと、お墓のことが心配になるようです。
例年は、当店のお客様からお墓参り代行のお仕事をいただくことがほとんどでしたが、
新たなお客様の問合せなどもいただきました。ありがとうございます。
当店のお墓参り代行は、このようにさせていただいております。
ストーンメーソン真のお墓参り代行
１、仏様にご挨拶
皆さんも、人の家で何かする場合、必ずご挨拶されると思います。
お墓もそれと同じで、まずはご挨拶。
「東近江市の石材店のストーンメーソン真と申します。
〇〇様よりご依頼をいただき、お伺いしました。
感染症の影響で、お墓参りに行きたくても行けないとのことです。
しかし、あなた様のことが心配で、当店にご依頼をいただきました。
少し騒がしくしてしまいますが、よろしくお願い致します。」
２、掃除
・除草作業
当店の除草作業は、お墓周辺約１メートル程度、除草作業を行います。
・お墓本体や付属品等の水拭き→乾拭き
湿らせた手ぬぐい等で砂ぼこりや汚れを落とします。
※極力きれいにするように努めていますが、
一般的な掃除の仕方のため、落ちない汚れもあります。
気になる汚れがある場合は、クリーニングをお勧めします。
汚れが落ちたら、水気をとるために、乾拭きをします。
窓ガラスに水滴がついていると、その跡がついて気になる経験があると思います。
墓石もそれと同じで、乾拭きする工程が重要となります。
３、点検
当店は、危険が迫る不具合等がないか、入念にチェックします。
細かなチェックは致しません。なぜか？
野外に永遠にあるものなので、何らかの不具合が出るのは当然です。
ちょっとしたことを細かく不具合としてあげると、お客様も様々な不安が出てくると思います。
・言われたとおり修理した方がよいのだろうか？
・どれくらい費用がかかるんだろうか？
など、感じられることもあるかと思います。お客様は、お墓のことを詳しくなくて当然です。
当店は、お客様目線で点検を行います。
危険が迫る不具合の例
・お墓が著しく傾いている。
・お墓がかなりずれている。
・花立などが固定されていない。
など。
上記の危険個所とプラス、ローソク立金具等の不具合も入念にチェックします。
ぐらぐらだと使いにくいからです。
最後に、ご報告書で、お客様にお聞きします。
「お客様の気になる等ございますか？」
この時に、細かなお困りポイントが出てくる時があります。
しっかりとご説明し、納得していただいたうえで、修理させていただきます。
この手順の方が、お客様も安心だと思いますので。
４、お供え
お花と線香、ローソクをお供えします。
線香とローソクは、美化のため、お墓参り代行終了後、
持ち帰ります。
ローソクは溶けてお墓にこびりつきますし、
線香は、灰が落ちて、きれいになったお墓が汚れてしまいますので。
５、合掌
最後に心を込めて合掌します。
「お騒がせしました。無事に代行作業が終了しました。ありがとうございます。
必ず〇〇様方が来られますから、ご安心ください。
また、〇〇様方をお守りください。」
６、報告書を送付
報告書を送付します。ビフォーアフターになっているので、違いが良くわかります。
一緒にご請求書を同封します。
作業後の御請求ですので、お客様もご安心なさると思います。
正直、当店としては、お墓参り代行を当店発信でお勧めはしていません。
あなた様自身でお墓参りをしていただきたいからです。
しかし、現代の環境下（酷暑や感染症など）では、安心してお墓参りに行けないのも事実です。
酷暑などであれば、時期をずらすなどの対策をしてお客様自身でしていただければと考えております。
しかし、御盆はお墓をきれいにしておきたいと思われる部分も理解できます。
そのような困った時、当店のサービスをご利用ください。
あなた様に成り代わって、しっかりと務めさせていただきます。
