ご紹介がご縁で、法名彫りのご依頼をいただきました。ありがとうございます。
お墓本体や、下の写真の法名板等は、地元の石材店さんに建てていただいたとのことでした。
ただ、建てていただいた石屋さんが現在、廃業されていたということで、お困りになり、
いろいろと縁があり、当店とのご縁がいただけました。
このように仕上がりました。
お名前のところは、プライバシーの関係上、修正させていただいています。
今回彫刻したのは、一番左の法名1列です。
以前と同じ書体、大きさ、配置で彫刻させていただきました。
彫刻したてで、少し読みにくいですが、時間が経てば、右側と同じように読みやすくなります。
すぐに読みやすくするには、色を入れるという方法があります。
ただ、時間が経つにつれて、色は剥げていき、塗り直しが必要になります。
追加彫刻については、こちらをご覧ください。
https://mason-makoto.com/content_9
当店HP(追加字彫)
一つ気になったことが、「霊標」という表題です。
この家の宗派は、浄土真宗です。簡単に説明すると、真宗では霊という概念はないそうです。
ですので、「霊標」と表記せず、「法名碑」や「墓誌」とするのが一般的です。
ローソク立がほしい。という要望もございました。
3種類ほど、説明させていただき、選ばれたローソク立がこちらです。
施工前
元からローソク立がついてなかったようです。
施工後
石製のローソク立をお選びになりました。
このローソク立の特徴は、「火が消えにくいこと」「火がつけやすいこと」です。
火が消えにくいものは、いろいろと種類が出てきたのですが、
火がつけやすいもののお勧めは、上の写真のものです。
このようになっています。
ガラス扉式になっているので、扉が風よけになります。
ばねの中にローソクをセットしておけば、安全に楽に火をつけることができます。
安全に楽に、御給仕できることで、
ご先祖様、大切な方との会話がゆとりを持ってできるようになった、
ご先祖様、大切な方も喜ばれている、
そんな文字彫刻、墓石プチリフォームになりました。