東近江市(八日市地区)H邸にて和庭工事。お客様保管の石や灯篭を使って綺麗に完成したポイント。
20年ほど前に墓石の引越をご依頼いただいたH様。ありがとうございました。
今回は、お客様の念願であった自宅の和庭のご依頼をいただきました。ありがとうございます。
新しい石を入れるのではなく、以前からお客様が保管されている石や灯篭を使って施工していきます。
和庭施工前
↓施工前↓(玄関横)
お客様が保管されていた石や灯篭。
保管しているものを使って施工すると石代は節約することができますが、この限られた材料の中でどのように石を組み、またどこで使うのかを考えるのが非常に大変です。
お客様のご要望を聞きつつ、できることはできる、できないことはできない、微妙なところ、やってみないとわからないところ、いろいろと出てきます。極力お客様の仕上りイメージになる様にお互いに話し合いながら進めていきます。
H様の和庭の要望
・お茶会をしているので、それに似あった庭園にしてほしい。
・駐車スペースを考えると小さな和庭になるが、ある石を使って綺麗に仕上げてほしい。
・家の中が目にくくするためにフェンスをしてほしい。
・植木もH様が育てている植木を使えるものは移植してほしい。
石材店とH様、共に考えH様の要望に合わせた和庭ポイント!
・灯篭が2本あるので手水鉢と通路を照らすように設置。
今となっては実際に火をともして明り取りをすることはないですが、灯篭は今でいう外灯です。
安心して通れるように通路を明るくする、手水鉢を灯して使いやすくする、そのように配置する必要があります。
どこでもいいから置いたら良いというものではありません。
2本のうち1本に仏様が彫られている灯篭でしたので、奥の手水鉢を照らす方で使いました。
尊い仏様ですので奥で使うのが当然です。大きさもマッチしていたのでなおさら良かったです。
※大きさが小さい場合は違う使い方をすることもあります。その時の状況によって判断します。
・石に似たブロックを使い、和邸に合う竹垣のフェンスで家の中を隠す。
予算の関係もありフェンスの立ち上がりは石に似たブロックを使いました。
そして当然のことかと思いますが、フェンスは和邸に合う竹垣フェンスにしました。竹垣フェンスもいろいろありますが家の中を見えにくくするために竹の隙間がないものをお勧めしお決め頂きました。このフェンスは少し値がはります。そのため立ち上がりはブロックで施工し予算を調整しました。
価格は上がりましたが仕上りとしてはご納得いただけました。ありがとうございます。
・お手入れが楽になるようにする!
草が生えにくくするように敷地内の砂利敷の下はモルタルを打設し、水が溜まらないように施工しました。
植木は手入れのしやすい低木の割合を増やしました。1本は2mくらいの木を植え、存在感も加えました。
植木の下周りはタマリュウを植え、落ち葉の掃除もしやすく緑が綺麗に生える庭となっています。
竹垣フェンスですが樹脂製ですので耐久性があり、長く美観を保ちます。
※竹垣の業者様に質問すると、現在は使用されている竹垣のほとんどは樹脂製だとのことです。
・年配の方が沓脱石に上がりやすくするためにもう一段設ける。
仕上がってからお客様が気づかれたことで、「若い方は着物を着て沓脱石に上がれるだろうけど、年配の方は大丈夫だろうか・・・。」
ほぼ仕上がっていたので石組の配置を今から変えるとやり直しに近くなります。やはりやってみないとわからないことが本当にあります。
現状でなんとかできるかいろいろ考え、沓抜石の真横に半分の段差の踏石を設けました。
お持ちの石では踏石になるようなものがなかったので、当店の石置場から良さげなものを出してきて仕上げました。
一件落着でお客様もホッとされました。
※自然の石で都合の良い大きさの石、形の良い石、平らな石など探すのはかなりの時間を要するときがあります。自然のものを扱うのはかなり難しいことなのです。
完成後
縁側から見た手水鉢と灯篭

縁側から見た、枝折戸から入り通路を照らす灯篭
年配の方の段差大作の仕上り。
沓脱石の段差の半分に設定し、縁側にはにじって入っていただける高さです。
最後に
当店では、前面に出して庭工事をしていませんが、ご依頼は可能です。
主に墓石等の石工事をいただいた当店のお客様からのご依頼を承っておりました。
当店との初めてのお仕事が庭のお仕事でも歓迎です。
庭専門ではないので、いろいろご不便はおかけするかもしれませんが、ぜひお問合せください。
