お客様が真に満足出来るお墓づくり。
それは、家族全員がお墓造りに関わること。
このご家族も大人のご夫婦をはじめ、
小学生中学生の子供たちも打合せに参加して
こんなのがいい!こっちがいいんじゃない?と
意見を出してくれたこと。
このようなお墓造りへの参加が、お墓に対する愛着が増し、
自分たちが作ったんだという気持ちになり、
大切にしなければ!守っていかなければ!と感じる。
家族全員でのお墓参りでその想いは、さらに強まると思います。
そのうえ、家族の絆も当然深まります。
そう、お墓参りは良いことばっかりなのです。
みんなで造ったお墓、大事に守っていってくださいね。
主要な部分の工程写真をご紹介します。
①施工前
②掘削後、栗石を埋設。
墓石は重量物です。今回のお墓は総重量約2トン!
基礎は十分に強くしなければなりません。
生コン打設のみの基礎工事もよくありますが、場合によっては、
その生コン打設の下の地盤も改良する必要があります。
お墓造りにとってとても重要な工程です。
③ランマーにて転圧(砕石と栗石を突き固める)
栗石が動くのを防ぐために細かい砕石を入れ、ランマー(地面を突き固める機械)にて、
転圧します。掘削するとその場所は、どうしても土が柔らかくなります。
柔らかくなった土を以前と同じ状態に戻すために栗石、砕石と共に突き固めて
強固な地盤づくりをします。
④鉄筋を入れ、生コン打設。
⑤石と石との接着面には耐震ボンドを使用します。
注意事項として耐震ボンドは石が乾いた状態で付けなければなりません。
いしが湿っていると接着の効果はありません。重要な項目です。
⑥墓石本体には耐震工法「不倒」を使用。
お墓で最も重要な本体には、耐震工法「不倒」を使用します。
耐震実験では震度7をクリア。
この「不倒」はゼネコンの清水建設と大手化学会社が開発した工法です。
高層ビルなどにも使用されています。
詳しくはこちら。
⑦御骨が納められるお部屋は、赤土できれいに。
お墓にとって一番大切なところ。納骨室。
仏様が眠る場所。また皆さんが大切に思っておられる仏様。
きれいな空間でないといけません。
新しい赤土を敷かせていただきました。
また、お墓の納骨室は密閉空間となり、どうしてもジメジメしてしまいます。
しかし、今回のお墓の形は、換気口を設けた形にしてあります。
従来ほどの湿気はありません。
⑧完成
上記写真の通り。