掘削後、栗石敷き詰め。
今回の区画は、2700㎜×2700㎜という大きな区画です。
ユンボを使い、約30センチ掘り下げ、地盤強化のため、栗石を敷き詰めます。
目の細かい砕石も入れ、ランマーを使って、地盤を締固めます。
耐震ボンドを使用。
石と石との接合部には、耐震ボンドを使用し、固定します。
石材専用のボンドですので、ボンドによる変色も防ぐことができます。
耐震金具を使用。
石材専用ボンドの他に、耐震金具も使い補強します。
当店では、20センチ以上の高さのある巻石(囲い)には、上下に2つ金具を使い、
石がずれるのを防ぎます。
ステンレス製の金具ですので、錆びることがなく、丈夫です。
また錆びないので、錆びによる石の変色も防ぐことができます。
配筋。
巻石(囲い)の中も、栗石、砕石を入れ、地盤を強化します。
コンクリートの割れを防ぐために、鉄筋を入れます。
生コン打設。
石棺(納骨室)。
お墓の一番大切な場所、納骨室には、臨済宗のお墓ですので、円相(〇)を彫刻しました。
円相とは、「完全なさとりの境地」を現したもので、さとりを開いた人、つまり、仏になる(成仏)ことを意味しています。
不倒を使い施工。
地震に強いお墓にするために、耐震工法「不倒」を使い墓石を建立しました。